都会生活だろうと田舎生活だろうと、ポイントとなる点は変わらないものが多いと思いますが、今回の経験を踏まえた家探しのポイントをお伝えします。
我が家の対応
我が家は、約半月にも渡る調査及び述べ1回に及ぶ内覧の結果、条件に合う山梨での住処を見つけ、契約を進めています。今の家もそうだったのですが、我が家は動き出してから決めるまでが異常と思うくらい早すぎるんですよね。それも好き・嫌いがはっきりしていたり、重視するポイントが明確で、優先順位がはっきりしているからだと思います。
前回あった、パートナーの要望+αがどうなったのか振り返ってみたいと思います。
項目 | 結果 | 説明 | |
---|---|---|---|
1 | 家庭菜園 | 家庭菜園ができるだけの十分なスペースがある | |
2 | 温泉 | 自宅に温泉は引き込めないものの、比較的近く(2km程度)に立ち寄り湯がある | |
3 | ドックラン | できなくはないが、家庭菜園のスペースと優先度を調整 | |
4 | 駅からの距離 | 最寄り駅までは徒歩25分程度。駅近ではないが、歩ける距離 | |
5 | インターネット | テレワークにも、生活にも必須。光回線対応エリアで、前の住人さんも利用しておりビデオ会議までは未確認なものの、通常の利用では問題はなく利用できたいたことを確認済み |
ドックランについては、今後どうするか検討は必要ですが、ほぼほぼ満足できる物件が見つかりました。
優先順位を明確にする
特に田舎だから、というわけではありませんが、何を優先するのか は明確にしておかないと目移りしてしまうと思います。全部が全部満たせる物件はそうそうないと思いますので、妥協できないこと・できることは、明確にしておくとよいと思います。
ただ、いくつか注意点はあります。
どういう生活・移動手段をするのかイメージする
不動産屋さんの情報を確認する
引っ越し先が遠い場合、いきなり不動産屋さんに行って直接話を聞くということは少ないと思います。まずは不動産屋さんのサイトで、間取りを確認するとは思いますが、近くのコンビニ・スーパーなどの近隣情報も載っていることが多いので、確認しておくことをお勧めします。
Google Mapなどで周辺情報を確認する
不動産屋さんの情報からも、物件周辺の地図情報が表示されることが多いと思います。その情報からでもいいですし、物件住所などからGoogle Mapなどの地図で、周辺地図を確認して、コンビニ・スーパーまでどう行けるのかをイメージしておくとさらに良いかと思います。
公共交通機関の情報を確認する
東京近辺で生活していると、電車・バス移動で十分という人も多いと思いますが、私が生活する予定の山梨 甲州市はこんな感じです。思っている以上に本数は少ないです。
- 電車は30-60分に1本
- バスは60-120分に1本
電車やバスの時刻表は、移住検討時にちらっとでも確認しておくと、想定外だったということは避けられると思います。
イメージ例
ちなみに、私は現状では以下で想定して生活しようとしています。田舎で徒歩移動はレアケースな気がしますが、30分くらいなら散歩がてら歩きますか。という人なので、選択肢になっています。
対応手段 | |
---|---|
日用品調達 | 徒歩・自転車 |
家電・大型用品購入 | (配達依頼・通販) |
出勤 | 電車 |
駅-自宅間の移動 | 徒歩 (普通電車利用時) 自転車 (特急利用時) タクシー (来客応対時) |
テレワーク・出社時の考慮ポイント
インターネットが利用できるか
テレワークでは必須です。よほど人里離れたエリアでなければ利用できると思いますが、光回線が利用できるエリアか、携帯電波のエリア範囲化は、確認しておく必要があります。ただ、5Gの対応は気を長くして待っているのがいいと思います。
特急・新幹線が利用できるか
基本テレワークだが、たまに出社する人へのおすすめが1つあります。
それは、新幹線・特急が利用できる駅を最寄り駅で考えることです。
数駅普通電車で移動すればででと思う人がいるかもしれませんが、電車の本数が少ないので、その数駅の移動に時間がかかります。
特急・新幹線の利用は、乗車券のほかに特急券も必要なので余計な出費と感じるかもしれませんが、乗車時間が短縮できるだけでなく、電車の本数が増えるメリットがあるためです。中央本線だと、普通電車の30-60分に1本に加え、特急は60分に1-2本発着する場合があります。現在の勤務体系での考慮点です。
まとめ
田舎特有の事情・昨今の勤怠状況から、移住時に考慮しておきたい家探しのポイントは以下になります。
・妥協できないこと/できることの優先順位を明確にする
・生活における移動手段をイメージしておく。電車・バスの本数は限定的
・テレワーク勤務で、たまに出勤があるなら、特急・新幹線の利用できる駅を前提にする